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ちょっと前のフリーゲーム まえ

後輩がフリーゲームにはまっているから、ということで数年前にやたらはまっていたゲームを思い出しました。ちょっとやってみるとやっぱりはまる。寝食を忘れて再度やりこんだゲームをちょろりと書いてみます。計二本。

全編の今回、紹介するのは「イストワール」です。

公式ページ
http://www.sk.aitai.ne.jp/~kakesu/histoire_support/



2Dダンジョン探索RPGという形式のゲーム。ジャンルだけ見ればトルネコとかシレンとか思い浮かびそうですが、世間知らずのためか、市販のどのゲームが「イストらしい」のかはさっぱりわかりません。

突然、館の玄関に立っていた主人公。少女に案内されるまま客間へ入ると、七人の老若男女、及び竜が何事か話している。聞いているうちに、どうやらこの世界は滅びつつあるという。彼ら賢人の知恵をもってしてもその理由はわからず、またひとつひとつの世界はそれぞれちぎれ、生身で行き来するのが不可能な状態になっているのでどうしようもない。秘宝により図らずも世界を歩き回る力を得た主人公レーベンは、滅びの理由、そして救いの手がかりを求め、広大な世界への扉を開ける……

かなりヤバい感じに壊滅しつつある世界が舞台。それぞれの地域は廃墟同然となっていて、その広いマップの見渡す限りにモンスターの群れ。生きている人間はごく少数で、彼らもまた消えつつある。といった退廃的なムードの中、次の行き先も知れぬ世界を、ただ「なぜ滅びるのか」を見つけるために探す、そんなゲーム。
その舞台は船の墓場、かつての王の墓、魔王城や天と地をつなぐ塔といった、(ゲームが好きなら)馴染みのある所や、水没した町、狂った魔道師たちの塔、果ては広大な図書館、そしてゾンビどものさまよう墓場など、それぞれ個性的なものばかりです。そのどこにでも、それぞれ独立した、あるいはどこかと関連したストーリーがあり、本や幽霊、落ちているアイテム、時には固定ユニットなどが雄弁に語ってくれます。そしてたいていの場合、それらはただその地域を通り過ぎるだけなら、かかわる必要はありません。

イストワールは、昨今のRPGには見られない「能動性」があります。イストワールに関する多くのレビューでは、「歩き回るだけでストーリーが進む」「ストーリーはないようなもの」という的を外した言説が出てきますが、それは嘘です。ただ示された地点に行くだけでは何も理解できないのがイストワールです。世界崩壊の謎を解き明かすためにはそのボスがなぜそこにいるのか、その武器がなぜそこにあるのか、なぜ、なぜ、なぜ……解明するヒントはそこらじゅうに落ちていますが、どれも一つだけではただの断片です。断片をつなぎ合わせ、想像力の羽を広げ、一つの物語を思い描かねばなりません。

そうすればイストワールは、最近のゲームによくあるような人形劇(これを見下しているわけではなく、嫌いなわけでもありませんが)とは一味違う、極上のカタルシスをあなたに与えてくれるに違いありません。なぜ、その武器がそこにあるのか。その答えにたどり着いたときの衝撃。なぜ世界は滅びるのか、その真実を知った時の衝撃。
イストワールの登場人物はそう多くありませんが、ひとりひとりに物語があります。そこに今いない人は、なぜいないのか。今現在、何を考えているのか。それを考えて進む道は、決して単調なだけの広いマップではないはずです。

もちろん、その能動性は多くのゲームで単調になりがちな戦闘にもあります。
通路をふさぐほど多い敵シンボル。ゲームを始めれば冒頭で説明がありますが、彼らからは基本的に逃げるべきです。序盤だからといって雑魚が弱いとは限りませんし、彼らは基本的に主人公たちの目的とは無関係です。いくら倒してもマップを切り替えれば生き返る彼らにかかずらわるより、その時間に一歩でも前に進んだ方がいいに決まっています。というわけで、イストワールでは追いかけてくる敵シンボルをよけてよけて進むのが普通です。その点ではある程度サガシリーズに似ていますね。もちろん、レベルが低くても数多い武具防具やアクセサリーを拾えば、強大なボスにだって勝つこともできます。
そう、イストワールの戦闘の醍醐味と言えば「勝負は先頭の前から始まっている」これにほかなりません。どれだけレベルが高くても、そのボスに対する対策を練っていなければ勝てませんし、逆もしかりです。そしてボスを倒すヒントは、いろんなところに転がっています。仲間に聞くのもアリですし、外見から判断するのもよいでしょう。目が大きい敵は、迷わず目を狙うべきです。突き刺すように。
アイテムは惜しんではいけません。イストワールに限って、「このアイテムをここで使うのはもったいない」ということは絶対にありません。そのアイテムはまたどこかで手に入ります。作ることもできます。盗めばいいじゃないですか。今使わずにいつ使うのですか。
それは全力でてきと戦うことを意味します。戦闘前に入念に装備を整え、アイテムを準備し、万全の状態で向かう。そこで演ずる死闘を乗り越えたとき、それはただルーティンをこなした徒労感ではなく、一つの達成感があるはずです。

世界をめぐり、強敵と戦い、隠し扉を見つけ、崩壊の謎を解く。
それだけじゃありません。盗んで材料を集め、料理もできます。主人公をどう育てるか、頭をひねるのもよい。一人旅も全然できますし、普通なら無理な「四人目の仲間」を探すのも大いにありです。すべてに疑問を持ちましょう。なぜ、なぜ、なぜ……これがイストワールを楽しむたった一つのコツです。

探究心、好奇心、知識欲、いいかたは何でもよしです、それがあれば、あとは趣味の問題です。kの世界観があなたにあうか、それともあわないか。
もし気に入ったなら、イストワールはあなたの帰還を歓迎するでしょう。
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いろんなモノを目指しすぎて何をすればいいのかわかりません。とりあえず今やらなきゃいけないことを全部ほっぽり出して寝ます。

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