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物理屋のサヨナラ


ネタがなければブログは書かず、逆に言えばネタがあればブログは書くのです。ぶっちゃけ今まであまり書くようなネタがありませんでした、というのは言い訳で、実際は初めての社会人にかなり戸惑いながら急がしい日々を過ごしていたからです。もちろんこれも言い訳です。
最近、ちょっと余裕が出てきたのでこうしてページを開いた次第。やっぱ書くのは初音ミクかってことで、巷で人気の「物理屋のサヨナラ」についてちょろちょろ。

作者であるなっとくPの罠に落ちた、というのがかなりの本音です。
主題であるため、ここに動画を転載していますが、実際は公開リストの古い動画から全部順番に見て欲しい。それでこそこの曲の、そしてなっとくPの(狙ってるかどうかはさっぱりわかりませんし、ただの俺の勘違いかも)罠の真価がはっきされるというものです。というわけで見てくるんだ! さあ!

見てきましたか? 見事に罠に落ちましたか?
そうですか。別にどっちでもいいんですが。

このなっとくP、ちょっと不思議な曲作りをしておりまして、それは一作目の「都会」を聞いた人なら十分理解してもらえると思うんですが、まぁイントロ一本釣りで「ひっかかったなボカ厨どもめ」といったすいません俺の勝手な感想で別にそれを意図してる訳では決してありません、多分。
というふうな、「オトす」行為、端的に言えば期待とのギャップに重点を置いたような曲が多いのですが、作品を投降する際に「納得の○作目です」と言っているとおり、曲自体のクオリティは非常に高いもので、なんか一言でいうのもなんですけど、それに聞こえが悪いんですが、ネタ曲が多い方です。
才能の不法投棄タグがついてたりするのがその証だと思います。

なんでこんなことを長々書いてるかと言いますと、それこそがこの「物理屋のサヨナラ」に続く一連の罠の核をしめる部分だからです。
つまりなっとくPは「ネタ作者なんだ」という先入観がどうしようもなく植え付けられるわけですね。特に「なっとく森の歌」から彼の曲を聴きだした人にはそれが強くあると思います。

さて、都会、なっとく森、Atturpore(レンの顔)となっとくPの色に染められてきた視聴者、もとい彼のファンがたどり着くのが「物理屋のサヨナラ」
もうイントロには騙されません。幾多の一本釣りをくぐり抜けてきたファンは油断しません。いかにガチ的な曲調だとしても、このなっとくPの曲を聴く限りにおいて、それは確実ではない。
表れる歌詞、ここで彼らは安堵します。「私の脳みそ」。ああネタ曲だ。うんうん、この奇抜なタイトルに歌い出しの思わず噴き出しそうな一説。表示されているミクのポーズ。なによりなっとくPである。いつものなっとくPだ。うんうん。

ここで「wwwww」を脳内ででも入れた方は、もちろんなっとくPの周到な罠に落ちてしまっています。もう完璧なほどに。

歌が進むにつれ、彼らは少し不安になります。ミクのポーズは相変わらずだが、歌が少しおかしい。なんか真面目だ。ネタ要素があんまりないぞ。交通事故にあった物理屋がなにかメッセージを発している。「いつものなっとくPとは違う」

そして三分のあたり。大サビに入る直前、死を目前に物理屋が発した悲痛な叫びを聞いて、思い知るのです。この曲はネタでもなんでもなくて、さらにはそこらに転がってるような薄っぺらい歌でも無くて、心の底から死にたくないと願う一つの意志を赤裸々に描いたものだと言うことを。
そこから繰り返されるサビは、それまでとは全然響きが違ってくる。物理屋がただ信じる自分の頭脳が、文字通りゼロになっていく恐怖。人のためにと心の底から信じていた自分が亡くなっていく無情、イントロで「wwwww」と思えた歌詞が、今や物理屋のストレートな叫びとなって響くのです。これ以上の悲しい歌はない。救いも何もない。ただ消えてゆくだけの歌。曲調はもの凄く明るいのに、笑う気にはなれない。最後を締める「じゃあまた来世」という一言を、なぜ物理屋はあんなに楽しそうに言ったのか。諦めたのか。吹っ切ったのか。それともいかれてしまったのか。混乱の中におかれ、ただただ悲しいままこの曲は終わってしまうのです。

もちろん、これこそがなっとくPの一連の曲における罠です。ただのガチ曲ならいい。まだ賞賛の声をかけることができる。でもこんな突き刺さる曲を持ってこられたら、こちらはどう反応すればいいのか、そもそもこの曲をどう受け止めればいいのかわからない。ショックを受けて、呆然とディスプレイを見て、なにも言えない。

この罠はとても見事です。卑怯なまでに見事です。念のために言っておきますが賛辞です。俺はもうこてんぱんにのされてしまいました。別に勝負をしているわけでもないのですが白旗で降参です。ここまでやられたら、もう相手を褒めるしかすることがない。
初音ミクが歌う必然性がどうの、楽器としてとらえてどうの、というご託を全てすっ飛ばされて、ただ腹を見せて服従です。嗚呼、もうダメだ。

ちなみにその次、現在時点での最新作のタイトルは「帰ってきた物理屋」もちろん納得のデキです。これでこそなっとくP。

最後に余談
なっとくPのマイリストを網羅して、あまつさえニコニコ百科事典まで読んだ生粋のなっとくニストは、もちろん三作目は常識のはずです。勘のいい人なら気づくかもしれませんが、もちろん三作目も「真っ向勝負」の曲です。今回は一人の人間の生死をテーマにしていますが、三作目はまた難しいテーマに取り組んでいます。三の倍数の違和感に気づけたならあなたもなっとくニスト。もう一度ききにいきましょう
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