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ライトノベルとはなんぞや ~肯定派VS否定派~

 昨今はライトノベルへの風当たりが強くなりつつあります。以前から決してよい立場にあったわけではありませんが、ここしばらくのライトノベルバッシングは、きっと好きな人から見れば異常と思えるほどに頻繁に、確たる勢力をもって行われているのではないでしょうか。
 私もライトノベル的な小説を書き、ゆくゆくはそれでメシを食っていきたいと考えている人間ですので、対岸の火事とも思えません。とくに「ライトノベルだからクソ」という文言は理解しがたいものなのですが、そういう評価を行う人が決して少なくないのも事実なのです。いたずらに感情的な反論を叫ぶより、ここは一つ「それではライトノベルとはなんぞや。ライトノベルはなぜ『ライトノベルだから』嫌われているのか」を考えてみましょう。
 私のこういった記事はいつでもだいたい脳内ソースで書かれてありますので、オタクの世迷い言だと思って一つ、気楽に読んでみてください。  さて、ライトノベルとはなにか、を考えるにあたり、言及されやすい「ライトノベルがクソである理由」について見ていきましょう。

 ・ライトノベルだからクソ
 ・文章がカスだからクソ
 ・中身がないからクソ
 ・美少女をいっぱい出して主人公に惚れさせるヤツ(ハーレム)ばっからだからクソ

 ちょっと記憶を辿るだけでこのくらい出てきました。
 他には

 ・キャラクターが表面的だからクソ
 ・萌えばっか重視しているからクソ
 ・オタクが読んでるからクソ

 ちょっと乱暴な書き方をしてしまいましたが、要約すれば「一般小説と比べて低水準だからクソ」というのがわかりやすいんじゃないかと思います。
 ここで「では一般小説とはなにを指すのか」といった議論を重ねていくと異常に時間が必要で、現在も議論中ですし明確な線引きはなされていませんから考えるだけ時間の無駄です。とはいっても放置するわけには行きませんので、「いわゆる一般小説」の代表は「芥川賞や直木賞を受賞した作品」と考えていただければおそらく間違いはないでしょう。そこからまた純文学やら大衆文学やら派生していくわけですが、単純化するために「ライトノベル」と「一般小説」の二つだけで考えます。
 
 さて。
 異常のクソ要素を並べると、きっとライトノベル愛読者からは反論があるでしょう。それらのクソ要素はライトノベルの表層的な部分をなぞっているに過ぎず、一般小説がピンからキリまであるのと同様に、ライトノベルの底辺作品の要素を羅列しているのに過ぎないのだと。
 文章力があり、中身もあり、キャラクターはカテゴリ分けされた単純なものではなく、萌え以外のウリを持っている作品だって、そりゃたくさんあるのだと。
 私もそういう作品はいくつも読んでいます。ライトノベルだからといって読まないのは勿体ないのではないか、というような良書は、少なくとも私の読んだ作品の中にあります。今回は特定のタイトルを挙げてアレが良書だ、これがクソだ、という話ではないので、そう言っておくだけにとどめておくとして。
 まあ、ライトノベル否定派も一枚岩ではなく「完全否定派」「萌えラノベ否定派」「イラスト否定派」「イラストだけあれば満足してるからクソ派」「ハーレム否定派」というようにいくつかわかれているわけで、単純に「肯定派vs否定派」という図式で論ずることも出来ないと言うことは言及しておかなければなりますまい。

 問題なのは、上記のようなイメージが幅広く浸透していることです。
 ライトノベルは文章力が低く、中身のない萌えキャラが主人公といちゃいちゃしているだけの小説である、というイメージ。
 ものすごく曖昧な理由であるところの「ライトノベルだからクソ」とは、上記のイメージをひとまとめにした言葉なのでしょう。

 それについて「読んでから言え」というのは暴論だと思います。というより、読んだ上でなお「やっぱクソじゃねーか」という意見を持つ人が出てくることはほとんど確実といえるでしょう。なにせ上記のようなクソ要素は、そのままライトノベルのウリでもあるわけですから。というのを今から書いていきますと、そのまま「ライトノベルとはなんぞや」となりますな。

「中身」についての議論
 「中身」を定義するとなるとまた非常に面倒くさく、そして議論している人たちもほとんど曖昧なイメージで語っていると思われますので、ここは一つ曖昧なまま「中身」と考えてください。本を読む人だけでなく、映画を見たり音楽を聴いたり、バラエティ番組を見たりしたときに「中身がないなぁコレ」と感じることがあるはずです、その「中身」です。テーマ、とはその「中身」の一部分を表現している言葉でしょう。

・Light Novel
 という語源説によると、ライトノベルは「軽い小説」であります。軽いとはすなわち「手軽に読める小説」です。ライトノベルを好む人たちのなかには、ある種の自虐を込めてこのような論説を披露することがあります。

※注:まとめブログ
お前らって、とりあえずヒロインがいっぱい出てきて、抜きゲーばりに主人公がモテモテでひたすらイチャイチャするだけの中身空っぽなストーリーが読みたいからMF文庫読んでるんじゃないのか? - 主にライトノベルを読むよ^0^

816 イラストに騙された名無しさん [sage] 2012/02/25(土) 14:40:46.52 ID:g+0tGzXk

萌えラノベに中身とか

ケーキにヘルシーさを求めるスイーツ的発想だな


 このレスだけが極端なのでしょうか?


中身がないからという理由で否定してはいけない - Sa雪→書を読むこと

その批判はある意味で正しく的外れではない。批判する人たちは低俗な文学だと決めつけ、否定したいのだろう。そういった作品も確かにライトノベルの中には一定数ある。ただ、中身がないことが悪いということは必ずしもないのだ。ライトノベルの中でも極限に簡略化された作品である「僕は友達が少ない」は、その簡略化において文章や文化に貢献している。


「中身のないラノベ」≠「たいしたことのないラノベ」 - シロクマの屑籠

 こういった作品を見ると、ちょっと読書をかじった人達(特に、自分はもっと”中身のある”本を読んでいると胸を張りたがる人達)は、「中身が空っぽの作品」といったような評価をすることがある。そこまではいい。問題はそこからで「中身が空っぽの作品」→「たいしたことがない作品」「ダメな作品」と決め付ける人がいる。でも、それは本当なのか?

 上記サイトはタイトルの通り「中身がないからたいしたことないとは言えない」という論調ですね。

 2chスレッドは極端な言葉遣いが多いので、少し冷静に言及しているところから文章を引用しました。とはいってもどちらもライトノベルよりの文章ですから、やはりこれらの主張は「ライトノベル嫌悪派」には納得しがたいところでしょう。
 えー、つまりライトノベル嫌悪派に上記で紹介されている作品(あえてここではタイトルを挙げませんが)を読んでもらっても、やはり「中身がない」という結論はかわらないことになります。紹介されている作品はライトノベルのメインストリームを張っている作品ですから「読んでから評価しろ」と勧めたあげくに「しかしこれは読むな」というのもアレですし。

 大事なのは「一部のライトノベルは中身がない」のはライトノベル肯定派も承知である、ということですね。中身の濃度はともかくとして。そして興味深いところは「中身がないからこそよい」という評価を下していることですね。どちらのサイトも「冗長な部分を極限までそぎ落とした技術」を主軸に作品を褒めているわけで、これでは否定派と平行線なのも当然です。
 かたや「中身がないからクソ」かたや「中身があるから良いのではない」というのですから、いいところにオチるわけがありません。互いの前提が違うのです。

 これらは他の要素でも一貫しています。
・文章がカスだからクソ→高尚な文章を用いているから良い作品というのは違う
・キャラクターが表面的だからクソ→わかりやすさを重視しているから当たり前である

 もうこれはどちらも妥協が不可能であると言えましょう。どちらもライトノベルに散見されがちな要素を一面から見た物ですので、よい妥協点などを見つけることは不可能です。ライトノベル肯定派としてはかつてスタージョンが言った負け惜しみの通りに「ライトノベルの90パーセントはクソである。だが世間の全てのモノの90パーセントもまたクソである」というのが精一杯なのではないか。マジメな議論の時にこれ言ったらオシマイですが。逆に「ライトノベルは全てクソである」みたいな反論が来てしまうかもしれません。

 あまり長々書いてもアレなのですが、ぶっちゃけた話、たいていのモノは批判意見を反対側から見たらそれがなにかを説明できるようになっています。ライトノベルの場合、文章作法が一般小説と(巧拙はおいておくとして)かなり異なり、記号的な要素を積み重ねてキャラクターを表現し、大体オタクが読んでいる小説のことです。
 これぐらいが限界でしょう。最も客観的な指標は「ライトノベルレーベルから発売されている小説群」ですが、最近は一般小説の中にもライトノベル的作品があったりと、語る側としては基準が曖昧になりつつあります。以前に一種の指標とされていた「アニメ絵の表紙」は、ご存じの通りライトノベルの特権ではなくなりましたし。ラノベレーベルからもイラストのない小説は出てますし。

 ここからは私の意見ですので、不快になった方は近くの壁を殴ってください。それについて不利益を被った場合、責任はおいません。
 
 私が考えるライトノベルとは「萌え、もしくは燃えに特化した作品」です。初期オタクの代名詞である萌えは、死語となった今も重要な要素であります。
 基本的にどのライトノベルも、萌え、または燃えを含有しています。いるはずです。たぶん。読んでない本の方が多いので断言ははばかられるのですが、少なくとも私が読んだライトノベルはどちらかが必ず含まれております。
 また萌えとか燃えがなんぞやを定義し始めると非常にややこしく長くなるので、これはまた時間を取りましょう。他の分析とかばっかして自分の意見を言わないというのはちょっとアレな問題ではあるので、一応今回は私のスタンスの表明まで。私としては文章や作品のテーマやキャラクターについては、一般小説もライトノベルもあんまりかわらんと思っています。作品事に巧拙や差異があるのみで。一般小説もライトノベルも変わらず、面白くない作品を読んだらクソと言いたくなるのは私もそうですし。
 なんかオチがないまま終わりますが、もともと「ライトノベルだからクソ」からちょっと考えてみようと思ったのをそのまま字にしてるだけなのでその点は申し訳ありません。マジで。
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コメント

どちらかというと煽り調のほうが理知的でない人にも理解しやすいのだろうと。
初めて「思想」というものに触れられるきっかけになってよかったですよ。





http://openwiki.atspace.eu/

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/loser/1302280347/
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