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ファイナルデッドブリッジを超オススメする理由

 ファイナルデスティネーションシリーズの最新作が公開! これは見に行かねばならん! ぜひ公開初日に! ちょうど休みだし1000円デーだし!

 というわけで1日にファイナルデッドブリッジを見に行きました。なんで今頃書いてるのかと言われると、なんでなんでしょうか。

 ファイナルデスティネーションシリーズもついに5作目を数え、ホラーとしてもある程度の立ち位置を獲得してきている頃だと思います。1作目をスカパーかペーパービューで見た時の衝撃はハンパなく、人がどんどん死んでいくのに殺人者もモンスターも出ないという斬新すぎる切り口に危うく土下座しそうになったほどです。
 コンセプトとしては間違いなく新ジャンルを開拓したといえましょう。むしろ独特すぎて後追いなどできないほどの発想勝ちで、よくもまぁ思いついたなこんなの、と今でも脱帽したままかぶり直せない状態です。
 
 とはいってもホラーですし、決して誰でも知っている作品ではないでしょう。というわけで今回は思うさまファイナルデスティネーションシリーズのことを垂れ流したいと思います。シリーズ未見の方、デッドブリッジまで見た方用にわけてお送りします。過激な表現が頻発しますが、あくまでもフィクションであり映画であり現実のなんやかやには関係ありませんのでご注意。


未見の方向け:
 ファイナルデスティネーションというタイトルは「最終目的地」という意味で、主に電車の終点や飛行機の目的地などで使われる言葉です。ホラーたるこの映画の場合、最終目的地はすなわち「死」なんですが、このタイトルがまたいいんですよね。完璧にこの映画を言い表している。
 ファイナルデスティネーションには、いわゆるモンスターは出てきません。最大の特徴でありウリです。このシリーズで主人公たちの命をつけねらうのは「死の運命」という、存在すらしているのかどうか怪しいものです。

 シリーズで共通しているあらすじをここに書くと「大事故によって自分が死んでしまうことを予知してしまった主人公は、間一髪でそれをのがれる。しかしその後、主人公とともに助かった人々が一人、また一人と不可解な死をとげていく。もしかしてこれは、本来事故で死んでいたはずの彼らを、死の運命が捉え初めているのではないか」というものです。
 原因はよくわからないけれど、主人公(シリーズによって異なる)は必ず、自分が大事故に巻き込まれる予知夢を見ます。この事故の描写がまたド迫力なんですが、とにかく目覚めた主人公は、夢の通りに推移していく状況に恐怖を覚え、そこから逃げ出す。このとき、何人かの人間が望むと望まないとに関わらず現場を離れます。彼らが避難した後に本当に起こってしまう大事故。生き残った彼らは主人公を奇異の目で見ながらも、それぞれの生活に戻っていく。しかし、ある時、そのうちの一人が事故で死んでしまう……

 このシリーズは基本的にこんな感じです。前述したとおり「おまえらは死ななければいけないんだよぉ~」と鎌を持った死神が出てきて首を飛ばすような映画ではありません。各登場人物は、まるで事故のように、いろいろなアクシデントで死んでいきます。それはさながら、自ら死地に赴いていくようにも見える。さまざま要因が絡み合い、死に吸い寄せられるように。うまく危険を回避したと思ったらそこにこそ致命的な凶器があったり、あるいは本当に一瞬で死んでしまったり、映画はさながら死亡シーン集と言い換えても過言ではありません。もちろん登場人物は誰も死にたくないのであがくわけですが、それがはたして本当に死から逃れているのか、それとも今とっている行動こそが死の要因になってしまうのかがさっぱりわからないあたりが引き込まれる最大の原因でしょう。死の原因は至る所にあります。刃物、鈍器、いやいや、凶器とは限らない。こけたところに突き出た岩があったり、一歩踏み出したら崖だったり、まさに見える限り全てのもので死んでしまう可能性があります。

 そう、この映画で登場人物を殺すのは怪物ではなく、身の回りにあるものなのです。何らかの表紙に跳ね飛んだ包丁が首を切るかもしれない。倒れてきた看板につぶされるかもしれない。ボールが転がったことから連鎖的にアクシデントが起き、最終的に頭がつぶされる、という風が吹けば桶屋が儲かる的なギャグめいた死に様を見ることもできます。(というか、この映画の場合ガチで「風が吹いたら人が死ぬ」な展開なんですが)

 上記の要素が真価を発揮するのは、実は何でもない日常の風景なのです。主人公たちが歩いている、または喋っているその場所が、ほんの些細なことから惨状になってしまう、という危険性が常にある。しかも日常とはすなわち、私たちが暮らしている日常でもあるのです。周りを見渡してみると、およそ凶器になりそうにないものばかりでしょう。町を歩いてみれば、確かに危険では歩けれども、十分注意していれば問題ないものだってあります。しかし最終的にその「およそ凶器になりそうにないものに凶器のあるところまで案内されてしまう」「十分注意していたはずの危険になぜか身をさらすことになってしまう」という恐怖。90分全てが死の危険。このスリルは半端ではありません。

 とはいっても、その死に様のいくつかにはあきらかに不自然なものがあります。絶対なにかが関与してるだろこれ、とか、こんな都合のいいタイミングで故障するかバカ、みたいなツッコミどころがあるのも事実です。実際のところ、あまりにも都合がよすぎる、という点は否めません。制作側も、目には見えない「死神のようななにか」をイメージしているのは確かです。それでもなお「ヒトコロスイッチ」とあだ名されるドミノだおしのようなアクシデントの連鎖は緊張感を与えてくれますし、それらのアクシデントの結果、すなわち登場人物の最終到達地、すなわち死の瞬間には「あー、いった!」となることウケアイです。

 逆に、これらの要素はすなわちストレスの要因にもなるのです。ぶっちゃけいつ死ぬか、なにで死ぬかがわからないのでは身構えるヒマがありません。となると少しでもなにかありそうな、いやなさそうなところでも常に「ショックシーンの備え」をしている必要があります。だいたい中盤から後半にかけては緊張しっぱなしなので、見終わった後は疲れていることやはりウケアイ。

 ファイナルデスティネーションシリーズは最初に書いたとおり、すでに5作目。しかし最初からみるのにこだわらない人は公開中のファイナルデッドブリッジから見るのも大いにアリです。今回は一作目とタメを張るほど丁寧に作られており、初めて見る人でもわかりやすい(多分)仕上がりになっています。雰囲気も一作目、もしくは二作目に近いものとなっていて、とくに登場人物が覚えやすいのがよい。最後にシリーズ過去作の死亡シーン集がなぜか流れますが、それで興味が出れば一作目から見てほしいと是非是非思います。まぁ3Dは料金高いんで、レンタルで安くあがる一作目から見るのも十分アリですな。個人的にはこっちをオススメします。

シリーズ一覧
ファイナルデスティネーション
デッドコースター
ファイナルデッドコースター
ファイナルデッドサーキット
ファイナルデッドブリッジ

 二作目と三作目のタイトルが超似ているのには理由がありまして、実は海外ではファイナルデスティネーション1~5で統一されています。おそらく二作目の発表時、
一作目がマイナーだったので2をつけるよりそれっぽい邦題をつけようとしたのでしょう。ジェットコースター的ホラーとかけたのかはわかりませんが、デッドコースターとなりました。そうしたら制作側がその邦題をエラく気に入ってしまったようで「じゃあ三作目は最初の事故をジェットコースターにしよう」となったときいています。困ったのは日本側で、肝心のタイトルは二作目で使ってしまっている。さてどうしよう、となって、苦肉の作的な感じで原題の「ふぁいなる」が付きました。ので、三作目以降の邦題は基本的にコンセプトとは全く無関係で、最初の事故がなにでおきるのか、を表しているに過ぎません。もうここまできたら邦題も
 
 ファイナルデスティネーション5:デッドブリッジ
 
 みたいにリライトしてしまえばいいと思うんですが、どうでしょうかね。



以下超ネタバレ:

尋常ではないネタバレです:

視聴前に読むのは絶対にオススメしません:




 6作目にして、最初の事故が完全な「事故」になりました! 事故は人為的ミスから、というようなものではありますが、やはり人の手がまったく入っていない事故が原因で死ぬ、というのはテンションあがるというか、いかにも死の運命らしくてベネです。デッドサーキットは最初の事故が人為ミス過ぎて、確かに巻き込まれるのも運命ではあるのですが、あまり納得いってなかったのもありましてデスね。全体的に俺の中でデッドサーキットの評価は低いんdeathが、というかそのせいもあると思うんですが、デッドブリッジの非常に盛り上がりました。
 また今回は冒頭の死が丁寧に書かれておりまして、誰がどの順番で死んだのかが非常にわかりやすい。ご存じの通りこのシリーズでは「死ぬ順番」が大きな意味を持っており、またその後の展開で「だれだっけコイツ」みたいなことがないわけです。見返すことができない映画館で、またツカミの見せ場であるド派手なシーンで、ちゃんと誰が死んでいるのかがわかる、というのはとてもヨロシイ。二作目から続く死ぬ順番お披露目としては上位の部類ですな。

 反面、その後の死に方には満足行かない点がありまして、とくにクライマックスのサムとピーターの戦いのシーンで拳銃がただの脅しであったのはなんともいいがたいモニョモニョ感が残りました。確かにピーターは死を回避したように見えるのでサムが殺さなければならないのはわかるんですが、それにしたってあの拳銃はもっとギミックに組み込まれてしかるべきじゃないのかと強く主張する次第であります。最初の死でもそうですね。このシリーズ、漏電がカマセ扱いになっている気が。いや、そういや漏電が原因で一人死にましたね。直接の死因じゃないですけど。でもトッドや二作目の歯医者のシーンなどを見ても漏電はカマセですよやっぱ。

 このシリーズは作品ごとに微妙にタッチが変わっていまして、二作目では死ぬ順番が逆、三作目は死のヒントが写真に、四作目は主人公が二回予知を見る、今回は二作目で不発に終わった連鎖からの脱出方法が新たに加わっております。二作目と同じ疑問がわきまして、はたしてこの方法、真実なのか、という点ですね。

 実際二作目の方法も完全に否定されてしまったわけではなく、あれは単に主人公たちが「本来死んでいなかったはずの人に望みを託してしまった」という間抜けな勘違いをしてしまったことが原因での失敗です。実際連鎖に巻き込まれてしまった人が新たに命を得た場合はどうなるのか、についての答えはでていません。

 しかし、今回はまた勝手が違うんですよね。これまで一貫している法則として「死を回避したら順番がとばされ次の人が死ぬ。そして一巡したらまた死の危険にさらされる」というものですが、どうやえこれが崩れているような、崩れていないような感じなんですよね。

 中盤、黒人が故意ではないにしろ人を殺めてしまいます。このときすでに「死を逃れるためには違う人間の命を差し出す」と回避方法の示唆がされているわけで、この時に視聴者が感じるのは「これで黒人の兄ちゃんは連鎖から逃れられたのか」ということです。すると次に社長が死に、黒人は死を回避したことがわかる。この時点では「死を差し出したことにより連鎖からはずれた」のか「死を回避したためにジャンプした」のかはわかりません。
 クライマックスにてピーターが刑事の命を奪います。さてこの時はどうでしょうか。実はこのとき、ピーターにはあまり死の危険が見られません。拳銃が熱せられていて、というようなことはありますが、この時点ではピーターが死を回避したのか、それとも実はまだ「そのとき」が訪れていないだけなのかがわからない状態です。そのためこのシーンでは、はたしてピーターが死ぬのか、順番で言えばその次のサムが死ぬのか、といったシリーズ史上初となる緊張感が味わえるのですが、結局はサムがピーターを殺します。
 わかんねえよ!
 これは「本来の順番通りピーターが死んだ」のか。それとも「ピーターは刑事の命を奪ったことにより死の連鎖から逃れていたが、その命を今度はサムが奪った」のかがわかりません。物語的には後者と捉えられています。その後拳銃やっと暴発しますが、これがサムにあたらなかったのが「そのときではない」だけなのか、それともサムはついに連鎖から逃れたのか、はたまたこれは死を回避して、順番がジャンプしたのか、これがわからない。

 そしてラストです。シリーズファンにはたまらないシーンの後、おおかたの予想通りサムは死んでしまうのですが、これが「そのときがきた」のか、それとも「連鎖は脱出したが、別のイベントに巻き込まれたのか」がわからない。もう一つの予想として「サムが寿命をもらった刑事の死亡予定日がその日だった」というものもあります。
 
 さて、サムが死んだ後、やっぱりおおかたの予想通り黒人も死にますが、やはりこの時も「サムが死んで再度順番が回ってきたのか」それとも「別のイベントに巻き込まれたのか」はたまた「殺人で得た寿命がこの日尽きたのか(彼が殺したのは、もともと脳腫瘍かなにかでいつ死んでもおかしくない状況だった)」のかがやっぱりわからないんですよね。今作の最大の疑問点というか、これ答えによってはシリーズ終了じゃね、となってしまう恐怖。だからうやむやになっているんでしょうけど。

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