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スコット・ピルグリムVS俺



 ショーンオブザデッドの監督である!
 これだけで見るべきなのに(まだショーンオブザデッド以外見てませんが)予告が明らかに面白げで、いつの間にやら公開して終了していたスコット・ピルグリムがTSUTAYA TVで配信されていたので見ました。

 オタク少年が惚れた相手の元カレどもをちぎっては投げちぎっては投げというあふれ出るバカらしさにほくほくして視聴開始したら、

 以外にも強敵だったので戸惑いを隠せません。


 正直、見終わった後にいろいろ捻くり返しても、面白かったのかつまらなかったのかがよくわからない。かといって「フツー」な映画だった訳でもなく、なんとも奇妙な後味の映画であります。まあ、その理由は結構はっきりしているというか、大部分は筋にあると思われるのでチラチラ書いてみる。

あらすじ
 バンドが趣味のオタク少年スコットは、夢の中で出会ったラモーナに一目惚れ。後にリアル世間でも出会った彼女に思いあまって告白したら以外にも速攻でOKの返事がもらえ、当時つきあっていたチャイニーズ系の少女とフタマタをかける。過去の男から逃れてきたというラモーナの話を聞きつつ親密になっていたスコットの前に、突如見知らぬ男が現れて、ラモーナとつきあいたければ俺たち邪悪な元カレ軍団を倒すのだな! と決闘を仕掛けてくる。スコットは見事ラモーナを自分のものにできるのか!?

 という、あらすじで書いてしまうとヒジョーにわかりやすい話ではあるんですが、それが実際のフィルムになるとどうにも難解になってくる。いや難解というより根本的なところをすっ飛ばしているというか「こまけえこたぁいいんだよ!」という監督の雄叫びが聞こえてきそうな展開で、とにかく話がジェットコースター気味に進んでいく。スコット少年は七人の敵と戦うわけで、120分÷7ですからかなりの密度です。矢継ぎ早に出てくる元カレ軍団と超常格闘技バトルしていくスコット少年ですが、不思議なことにこのバトルで繰り広げられるマトリックスばりのアクションについては全く触れられない。説明どころか他キャラのリアクションもありません。

 この「他キャラのリアクションがない」というのが見ている観客(俺)を理不尽の夢の国に誘う原因でして、眼前で繰り広げられているバトルをどう処理していいのやらさっぱり理解できないんですね。これは「そーいうものとして見る」べきか、それともなんかのメタファーとして見るべきなのか(普通こういう見方はしないんですが、あまりに脈絡がなかったので)、混乱している間に話は進んでいく。一人にかかる時間はそう多くないので以外と短時間であっさり終わるんですが、負けた相手がコインになって消えてしまうのも怖い。死んだの? 大丈夫なの? 世間的にはこれどうなってるのかしら、と、おそらくこの映画には不要な心配をしたまま、物語に引きずられていく形で見ていく。

 筋が説明されないのはワタクシにとって非常に恐怖なことでして、逆にいうと筋が通ってさえいれば基本的には楽しいのですが、そしてこの映画、大筋ではスコット少年がすべての問題を片づけてラモーナとくっつけるのか的なものが一貫してあるのですが、ちょこちょこ挿入される異次元シークエンスが邪魔をする。つーか映画の盛り上がり的にはこの異次元の方が見せ場なわけで、もはやワタクシの頭の中はシェイクされつくしてグルングルンです。
 そんな中で残機の伏線はわかりやすくてよかった、と思ったら最初の最初の伏線なんだかなもう一人のスコットが出てきて、しかもバトルなしで仲良くなってイミフ。というのは笑いどころのはずなので、もはやいかに俺のメモリに余裕がなかったかが見て取れますな。

 反面、それぞれの超常バトルシークエンスの演出はわかりやすく一級品です。格闘技の応酬からド派手なエフェクトの撃ち合いから頭脳戦からと、相手ごとにバリエーションにとんだバトルシーンを見ることができるのはよかった。なぜそうなるのだと突っ込みたくなる展開の決着はあるにしろ、このあたりはそれらのギャグとしてスルーすることも可能です(バトルシーン自体をスルーできないのが上記の辛いアレなんですが)

 原作の話も基本的に映画と同じで脈絡なくバトルが始まるとのことで、むしろマンガであれば「ん?」と見直せる分優しいかもしれぬ。ノンストップで進むのは映画の魅力であり、同時に一見では隅々まで楽しめない可能性があるという一長一短なものです。スコット・ピルグリムはマンガも注目されていて、カナダ人が描いたにしては日本人にも受け入れられそうじゃない? みたいな噂がどこからかきこえてきたりする。あわよくば原書版をAmazonでお安くいただけないかと更新しています。
 
 この映画、名前を覚えられなかったのも結構苦労した理由の一つで、結局スコットとラモーナとギデオンしか思い出せません。あとはそれぞれの特長で思い出すんですが、キャラ自体は非常に立っておりまして、よくこんなのを集めたなと言いたくなります。冷静に主人公にアドバイスする同居人のゲイ、とやけに親密に連絡を取っているトムクルーズ似の主人公の妹(アナ・ケンドリック。トムクルーズ顔の女性って美人なんですよ)、オープニングで名前がでたときに目を疑ったクリス・エヴァンズ扮するムービースターのマッチョに、スコットの元カノの現カレの頭悪いDV男。双子のカタ何とか兄弟、レズ、ゲイに食われる妹ステイシーのカレ。もちろん主人公の属するバンド、セックス・ボブ・オムのメンツも最初から最後まで出ずっぱりで、彼らはなぜツッコミ役じゃないのだろうと終始頭を抱えていました(ツッコミ役というのは基本的にニホンの考え方らしいですが)

 というよりトムクルーズ顔のアナ・ケンドリックが美人すぎて、メインヒロインの二人が少しかすんでしまってたのが個人的には少し残念。ラモーナはヒロインには珍しいクールな性格でガタイもよく、別種のかっこよさがあったので個人的にはツボだったですケド。スコットより背高くね?

 原作がどこまでこの映画と同じなのかはわかりませんが(エンディングは違うそうな)、映画については「監督こういうナンセンスなの好きそうだものな。マッチしすぎて突き抜けたか」と誰もが思うようなハイテンションで突っ走っていったというか、まあ一見さんお断りですわなこれ。あらかじめ「こういう映画である」とよく理解しておかないとヤバい。こういう映画をほめてるのかけなしてるのかわからない言葉に「頭を空っぽにして見られる」というのがありますが、むしろこの映画を見るときは気を引き締めないとおいていかれます。現に優雅にゴロゴロしながら見ていたワタクシは、途中で元カレ軍団の残数を間違えて、いないキャラの出番を待っていた。

 ここまで書いて、そもそもこの映画は一見さんは見ないんじゃないかと思った。問題ないわ。

 恒例の重箱の隅タイムですが、邦題の「邪悪な元カレ軍団」は、映画の中でも何度も訂正されているのにアレでよかったのかと。

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