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ケータイ小説と泣きゲー

恋空〈上〉―切ナイ恋物語恋空〈上〉―切ナイ恋物語
(2006/10)
美嘉

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どちらのサイドからも批判される覚悟ですが、わかりやすい例を
       :____:
     :/_ノ  ー、\:
   :/( ●) (●)。\:   恋空(笑)
  :/:::::: r(__人__) 、::::\:  恋人が死ぬ死ぬネタはもうあきたおw
  :|    { l/⌒ヽ    |:  こんなので感動出来る単純な馬鹿女がうらやましいおw
  :\   /   /   /:
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \   恋人が死ぬなんて悲しいお 泣けるお・・・
  |     (__人__)    |   大切なものがなんなのか教えられたお・・・
  \     ` ⌒´     /    CLANNADは人生だお・・

かなりわかりやすいですね。つまりそう言うことです。ちなみにCLANNADはオタク達に神格化されつつある「泣ける」ノベル形式のギャルゲーです。恋空は言わずもがな、「泣ける」ケータイ小説ですね。
上の図は恋空を「スイーツ(笑)」といってさげすむオタク達に対する皮肉を込めたアスキーアートですが、本質をよく捕らえています。結局どっちも、身近な人と過ごし、親しくなり、離別し、のこされた主人公がどうのこうの、というストーリー。ウケているの層が狭い(ギャルゲー→オタク及びその周辺、ケータイ小説→十代中高生及び周辺。ただしコチラの方が絶対数は遙かに多い)のも、それ以外の良識ある人達(笑)からさげすまれているのも特徴です。

もちろん、うわべを眺めれば、その違いは無数にあります。例えばギャルゲーにはアニメ調の絵がついていますし、媒体はゲームですし、複数の女の子が用意されていますし、必ずしも上記の展開だけだとは限りませんし、ファンタジーやSFの要素も取り入れられています。ケータイ小説は絵を必要としませんし(むしろ写真とかそっち)、小説ですし(認めない人も多いですが)、小説であるからには一本道ですし、現在ではあくまで非現実的なガジェットは用意されません(展開が非現実的だと非難する人も多いですが)

「泣ける」ギャルゲーを勧める人たちはもちろん、「これは感動する! (エロゲーの場合)エロゲーだからってやらないのはもったいない!」といった主張をします。ケータイ小説を勧める人たちは、「リアルで私たちに近くて泣ける!」と主張します。似てますね。感動する、泣ける、のあたりが特に。
最初に上げたストーリーの骨組みは、気づいている人も多いでしょうがその他の媒体にうつっても大体同じです。「ストーリー展開は聖書においてすべて網羅されている」と言われますが、特にスポ根や本格ミステリなどの例外、というか「人と人の関係」に主眼を置いていないもの以外は大体「出会い→親しくなる→事件→別離or密着」という形です。そんで「泣ける」と言われるのは最後が別離の場合が非常に多い。とても多い。理由はちゃんとあって、人との別れ、特に永遠の別れなんかは、大体において経験したことのない人はいないと思われますし、その経験はかなり強烈に残るものでしょう。身近で、容易に悲しさが想像できて、感情移入が容易。それが理由です。密着、というのはまぁハッピーエンドなんですが、その話が「泣ける」を売りにしている例はあまりありません。なぜでしょうかね。別に密着エンドで泣ける話も作れなくはないとおもうんですがね。俺はむしろ幸せで泣くほうが好きです。関係ないか。

脱線しました。なにが言いたいのかというと、ストーリーの根本は同じなのに何故ギャルゲートケータイ小説は排斥されるのか、という問いかけです。考える必要はなく、答えはそれが稚拙だと判断されるからです。偉い人たちは「文章がなっとらん、見識が浅い、こんなのが文学(笑)とは認められん」といいます。世間の人々は常識があるので、「でてこなきゃ別に勝手にしろよ、でも関わらないでよ」というスタンスですが、まぁそういう人々だけではないのが現実。

わかりやすい罵り合いの例
ギャルゲー→なにキモイ、こんな女いねーよアニメゲームなんてさっさと卒業しろしゃべり方とかありえねぇしこんなのでマスかいてなにが楽しいんだよ欠陥人間。
ケータイ小説→文章ヘタすぎ、レイプや妊娠がリアルとかどこに住んでんだよお前、誰とでもセックスするビッチのポエムなんて読んでなにが楽しいんだよスイーツ(笑)

オタクとギャルは相容れぬ、という見識は特にオタクの間で広がってます。逆は知りません。
しかし彼らが共に「泣ける」という文言で「出会い→親しみ→死」という話を勧めるのは不思議ですね。それだけ普遍的なストーリーと言うことでしょうか。一番最初の例にある「CLANNAD」にはセックス描写はありませんが、いわゆるエロゲーにも泣きゲーというジャンルは確かに存在しており、それらを勧める時ももちろん「泣ける」という言葉が頻繁に出てきます。

オタクがケータイ小説で泣けないのは当たり前です。描かれている世界が違いすぎる。逆も又しかりです。

ギャルゲーは確かにやってて「なにこれ」と言いたくなり、ケータイ小説は読んでて「なにこれ」と言いたくなります。でもよくよくストーリーを分析してみると、ショックを与えるのは不治の病や交通事故であるし、恋人の死であることは多い(この辺、ちゃんと断言出来るだけのサンプルは得てないので戯れ言だと思ってください)
「実は」ギャルゲー(エロゲー含む)とケータイ小説の親和性が高いのは少し前に証明されました→田中ロミオ事件参照

相も変わらず俺は主張し続けます。ギャルゲーとケータイ小説は同じようなものであると。てゆーか同じもんだと。違うのは男向けであるか女向けであるかの違いだけです。それだけです、今のところ、俺の考える限り。

で、そうするとマァ「ギャルゲーにはもっとルートがあんだよ死ぬだけじゃねぇ死ね」とか反論がありそうですが、ケータイ小説が最近やっと認知され始めたこと鑑みると、九十年代から続くギャルゲーにまで多様化するには時間がかかるはずです。田中ロミオ事件はその足がかりの一つのハズです。異世界SFが登場する可能性は多いにありますし、それがウケる可能性もあります。生霊が登場する可能性もあります(時事ネタですか)そうなったとき、いったいどのようにしてケータイ小説とギャルゲのストーリー差異を説明すればいいのか、俺にはちょっとわかりません、今は。
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