• 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

初音ミクの可能性

VOCALOIDというヤツは、世間から見ればちょっと異様なモノに映るはずです。何故かと言えば「機械に歌わせる」という行為そのものにあまり馴染みがないから。合成音声というものの必要性がいまいち掴めないからでしょう。実際、「人間ならもっと感情を込めて強弱をつけて歌えるのに、なぜ合成音声を使う必要がある」という意見は耳にします。
俺も少なからずそう思っておりました。この曲を聴くまでは。

もっと歌わせて2107 初音ミク(ワンカップP作)

もとはニコニコ動画にアップされた歌ですが、出来がいいために英訳や仏訳などされていろいろ転載(無許可? かもね)されています。これはyoutubeにはられているもの。
一度聴けばわかると思いますが(わからなくてもいいけど)これを人間が歌えるとは思えません。それは5拍子だったり音程の上下が激しかったりといったテクニック的な問題ではありませんもちろん。リアルリアリティの部分です。

この曲の解説を一応つけておきますと、百年後、主のいなくなったどこかでミクが「もっと歌わせて」と歌っているモノです。それだけ。なぜそれが大事か。
大事なのは「あなた」がいなくなって「わたし(初音ミク)」が歌えなくなっている所です。

その前に初音ミクとはどんな受け取られ方をしているのか考えてみましょう。
初音ミクがVOCALOIDだというのは承知の通りでしょうし、故にPCとユーザーがなければ全く無意味な音声データだということも明らかです。ユーザーが発音や音程、響き、ブレス、その他装飾に至るまで全てを設定せねば、一音も出すことができません。「歌う」というレベルに行くまでは並大抵のことではなく、(主にニコニコでミクを知った)ユーザーの大半は棒読みすら四苦八苦している状態でしょう。俺は買ってないのであまり断言するのもアレですが。
つまり、初音ミクはユーザーにプローデュースされるわけです。だからこそユーザーは初音ミクを「歌わせる」と言いますし、自分が理想的な声(あえて音とは書かずに)を設定できるように練習することを「訓練」また多少シモネタ的な要素を加えて「調教」すると言います。ニコニコで一大ブームを巻き起こしている初音ミクはすでに歌手としての地位を確立していますし、黎明期こそ版権に引っかかる様な作品ばかりでしたが、今は「みくみくにしてあげる♪」や「ハジメテノオト」「packaged」といったオリジナル曲が出始めております。2107もその一つ。ですが2107は他の曲に比べてとても「初音ミクのための曲」という印象が強い。何故かと言えば、他の曲は人間が歌ってもさして違和感がありませんが、この2107だけはそうはいかないからです。(別に他の曲をけなしているわけではないので注意)

俺は、特に2107は新しい可能性を見付けたのではないか、と思います。ああ、やっと話が戻る。
俺は特に音楽について勉強しているわけではないし、それほど初音ミクに心酔しているわけでもありません(というよりワンカップPに心酔)。言い訳みたいですか。いいけど。
上記の通り、初音ミクはユーザーがいないと歌うことが出来ないのです。初音ミクとユーザーの関係は歌手、プロデューサーという風に置きかえられない。なぜかと言えば、人間には歌手=プロデューサーという関係もあれば、そもそもプロデューサーなんかいなくたって歌が歌えるわけです。この違いは大きい。
人間には、初音ミクの「もっと歌わせて2107」の根本を表現することが出来ない。ユーザーがいなくなったあとの初音ミクを表現することが出来ない。なぜなら、誰かがいなければ歌えないなどといったシチュエーションが想像も出来ないからです。「ユーザーがいるから歌える」ならば「ユーザーがいないから歌えない」、というのは、言葉にすればたやすく納得いくものですが、そんなことは人間である限り永遠に理解できません。

つまりこの2107はどこまでも初音ミクのための曲なわけです。この歌詞を表現できるのは「実際にユーザーに歌わせてもらっている初音ミクだけ」なのだから。
たのオリジナル曲ではそうはいきません。「歌わせて!」という系統の歌は多いです。ですがそれは(ミクが発売直後だということもありますが)ユーザー=プローデューサーに置き換えられるシチュエーションであるために(言ってしまえばユーザー存命)人間でも歌えるモノになっている。それが他の曲と2107の違いです。

何が言いたいのかというと、人間が歌うためではなく機械が歌うための曲が生まれたのです。実はもっと昔からあったかも知れませんが、それならさらに喜ばしい。音楽の可能性が広がった。今まで人間や生物、自然などを表現してきた音楽が、ついに全く新しいモノを表現し始めたのです。だからこの曲を聴いて俺はとても感動しました。浅学な俺のこと、全く読み違えてる可能性も多分にありますが、まぁここは論文発表の場ではなく俺が思ったことを書く日記帳だから別にイイか。

「歌ってんじゃん」という無粋な突っ込みはよしてくださいね!

しかしまあ、こんなことを長々と語っても大して意味はないわけです。なぜならこの曲は(好意的な感想の礼として)「聴いてよかった、いい歌だ」と感じることがもっとも大事。後の時代がどうのこうのと語ったとき、すでに俺は曲を聴いていないわけです。評論みたいに考えることの弊害、愚かさ。純粋に感動すればいいじゃない、俺。でも一度考え出したら止まらない。それが「楽しませるとはどういうことか」という結論に直結すれば問題ないのですが、「これこれだから価値がある」という風に考え出すのは創作において邪魔にしかならぬ。ですから俺は、ここに書いたことはできるだけそれ以上考えないことにしています。クレヨンしんちゃんしかりルーセルしかり。
誰か俺のリハビリに興味を持ってくれる人がいればいいけれど。

ちなみにシナリオは順調に進んでおります。
グラフィックもラフを色々いただいています。
BGMとその他色々、悔いの残らないようにやらなければ。
スポンサーサイト

コメント

純粋に納得。

なるほど。

コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

プロフィール

星野ボウフラ/初緑

Author:星野ボウフラ/初緑
いろんなモノを目指しすぎて何をすればいいのかわかりません。とりあえず今やらなきゃいけないことを全部ほっぽり出して寝ます。

(GC)GAMEHA.COM
このページはGAMEHA.comに登録されました!

小説
SNOW VILLAGE
カテゴリー
最近の記事
名言・格言集
リンク
このブログをリンクに追加する
最近のコメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。